続・エースへの道を検証する

読むだけ時間の無駄になる記事へようこそ! 「んで、それがどうした?」と突っ込みたくなる研究を発表するシリーズ、第2回は予告通り「続・エースへの道を検証する」と題して、

基本性能に差があるユニットで
エースへの道はどれくらい違うのか?

について検証してみました。前回は、同じスペックでEXPだけがわずかに違う、ジムとザクⅡの比較をしてみましたが、今回は「じゃあ、スペックの性能差でどれくらいエースへの道のりは変化してしまうのか?」について見てみようと。

比較方法はいろいろ考えられるのですが、新しい方法を考えるとまたいろいろ大変なので、前回のシチュエーションをベースにして、手っ取り早く検証したいと思います。まずは今回もこちらの皆さんに来ていただきました!

ありがとうございます。ありがとうございます。伍長だらけの晩餐会と化しておりますが、今回もザクⅠの皆さんにお手伝いいただきたいと思います。

検証の仮説として「ザクⅠの皆さんをターゲットにし続けた場合、スペックの高いユニットほどエースへの道は遠くなる」ということが考えられます。まあ、当然ですね。では、どれくらい遠くなっちゃうのか、というのを見てみようというのが今回の目的です。「そんなもの検証して何の役に立つんだよ」という声も、そこかしこから聞こえてきますが、いいんです。私が楽しくてやってるだけなので(笑)

今回この検証に参加していただくのは、こちらの皆さんです。

いらっしゃいませー。ジムさん、続投ご苦労様です。画像が前回よりも退化しているのは、同じレベルのザニーさんの画像がWebで拾えなかったからです。下位互換です。

ご覧のように、ザニーとジムのスペックは、ザニーのUAこそやや低いものの、ほぼ同数値。ただしEXPだけは倍ほど違います。ガンダムにおいてはジムと比べ全スペックが120~130%増し、EXPに至っては2倍以上の値になっています。かなりの経験値を稼がないと(=いっぱい倒さないと)いけないということは容易に想像できますが、まあ実際に見てみるとしましょう。

条件は前回同様、

(1)パイロットの能力は全く同じと仮定(ノーマル・伍長)
(2)武器の命中率は100%、攻撃力は同じと仮定(攻撃力24)
(3)ダメージ値は基本の計算式に基づく(クリティカルは発生しないと仮定)

としたいと思います。各ユニットのダメージ値や獲得経験値については、画像のほうで確認ください。3人一斉にスタートするので、かなり至近距離からの攻撃になってますが、お気になさらず。ザクⅠの皆さん、申し訳ございません。

それではお三方、一斉にどうぞー!

3回目の攻撃の時点で早くもザニーがレベルアップ。UAが低い分、倒すまでの時間はかかりますが、EXPが低いので倒したら速攻レベルアップです。

実はザクⅠが相手の場合だと、ジムとガンダムでは撃破するまでの手間は変わらないんですね。ザクⅠのHPを超えるくらいのダメージを叩き出せれば状況はまったく変わるのでしょうが。言い方を変えれば、今回の場合、ガンダムの攻撃力は無駄が多くなるということですね。偶数回の攻撃は4000ダメージくらいがオーバーキルになってます。最近のGジェネだとそれもいいことがあるんですが、初代ではそんなボーナスはありません。

ジムもザクも、お互い4回目の攻撃で2機撃破しますが、当然ながらレベルアップはジムのみです。続けて見てみましょう。

ザニーは6回目の攻撃でレベル3にアップ。レベルによる修正値が加わって、ダメージ値がザクⅠのHPの半分以上の数値になったので、3機目を早くも8回目に撃破しAceに到達です!

ジムも4機目でレベル3にアップしました。しかし、ガンダムはようやくレベル2です。早くも差が開いてきましたね。ザニーはしばし高みの見物です。

12回目の攻撃でジムもAceに到達。まあ、これは前回でも検証した通りです。ガンダムのほうはというと、せっせとザクⅠを倒していきますが、いっこうに変化はなく・・・。

14回目の攻撃にしてようやくレベル3になれたようです。しかしまだAceへの道は遠く・・・。

待つことしばし、ガンダム、22回目にしてやっとこさAceに昇りつめました。お疲れ様でございます。ザニーは3機目で、ジムは6機目で、ガンダムは11機目で、それぞれAce。これを見ても、やはりスペックの高いユニットで雑魚を倒すのは、恐ろしく非効率だということが分かりますね。自分のユニットより、適度に強いユニットを落とさせることで、効率のいいレベルアップをしていかねばいけませんね。高性能なユニットに、命中率の低い伍長・軍曹・曹長クラスのパイロットが乗っててくれると一番ありがたい!

というわけで、検証しなくてもわかるようなことを、時間をかけてエクセルでシュミレートし、時間をかけて画像を作ってお届けした研究発表をこれにて終わりとさせていただきます。我に返ると虚しくなるので、我に返らないよう、次の妄想にふけりつつお別れです。お付き合いありがとうございました! また何か思いついたら、お会いしましょう!

最後になりましたが、お手伝いで散っていってくれた総勢20機のザクⅠの皆さんのご冥福をお祈りします。

G の回想録

<40代オヤヂ、今一度『G-ジェネ』をプレイしてみる> 35年以上に渡ってガンダムを飯の友にしてきたオヤヂであります。とはいえ、筋金入りのガノタでもなく、ここ最近の作品は見てもおらず、にわか程度の錆びついた知識故、内容について不明・不備がございましたら遠慮なくご指摘くだされ。

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