一年戦争・地上戦の総決算！

●ついにこの私めも、連邦本部ジャブローにやってきました。とはいうものの、辞令をいただきあがったわけではありません。こんなもので軍が強くなるわけがないんです。目的はもちろん、密かにジャブローを発見し潜入を開始したジオン軍の撃破であります！　前回はマッドアングラーで高みの見物を決め込んでいたシャアが、いよいよ専用機ズゴックで戦場に姿を現します。クエストデモでは颯爽たる彼の姿を拝めるようです。

●ジャブローではたくさんの命が散ったわけですが、中でも記憶に残っているのはやはりウッディ大尉の最期ですよね。マチルダの愛したホワイトベースを守るため、アムロが止めるのも聞かず、捨て身の特攻をかけてその命を散らしてしまいます。彼の乗るファンファンを叩き落したのは、誰あろうシャア。また、お前か！　まあ、後の世で人類粛清しなければならんとか言い出す奴なので、ザビ家への復讐を果たすためなら、人ひとりの犠牲など屁とも思わないのかもしれません。恐ろしい男。三倍速いことよりも、その人間性が恐ろしい。

●ORIGIN版ではジャブローはオデッサの前の出来事になっているようですが、なんにせよこの戦いでの大敗で、ジオンの地球撤退は確実のものとなり、この後、ゲームの中でも部隊は宇宙戦へと移行していきます。これまで育てた地上用ユニットはしばらく（ステージ17頃まで）はお役御免となってしまうのが、なんとも不安ではありますが、とにかく前に進むしかりません。それがウッディやマチルダさんたちのような、散っていった者たちへのレクイエムとなるのです。

◆マップ＆初期配置

●まずは空中マップ。いままさに地上へ降下せんとする敵ガウ部隊と、迎え撃つ友軍のミデア2部隊。今回のステージでは空中バトルがキモになるとのこと（攻略本いわく）。

●地上マップには志願兵たちの所属するビッグ・トレーが、本拠地そばに待機していますが、できれば関わらせたくない気がします。地下への入り口が3か所あり、水中マップへはここから移行します。ボラスキニフのゾックは捕獲したいユニットのひとつ。

●主戦場になりそうな水中マップというか地下マップ。シャアの所属するマッドアングラーを早々に沈めて、Aceのズゴックも捕獲したいところです。それ以外のユニットではマニア心をくすぐるゾゴックやガッシャを積んだユーコンがマップ右下にいるので、コイツは狙っていきたいですね。

◆今回の部隊編成

●攻略本を参考に出撃可能な4部隊を編成してみました。ニキ隊は地上戦メイン。ハルト隊とレイチェル隊は空中戦、ウッヒ隊には再びマッドアングラーで水中を行ってもらいます。バランス的には量の空中部隊、質の地上部隊というところでしょうか。水中部隊のユニットレベルの低さが気にはなりますが、いつものようにエルンスト大尉がなんとかしてくれるでしょう。

●新型もいくつか配備しています。ニキ隊にはGP01とケンプファー、ハルト隊にはガンダムmk-Ⅱと鹵獲ドム、レイチェル隊にはアプサラスⅢ、そしてウッヒ隊にはこれまでに捕獲したザクレロ、ズゴック、ハイ・ゴッグを一挙投入です。

◆ミッションレポート

さすがはジャブロー･･･なんて言い訳をしている場合ではありません。せっかく新調したケンプファーが一度も刃を交えることもないまま、撃破されてしまいました･･･。

シャアへは速攻攻撃すべし！

その前に大事なポイント。クエストデモを起こすためのチャンスは、はっきりいって1ターン目しかありません。勿体ぶっていると、シャアたちはすぐさまマッドアングラーに乗り込んで本拠地を目指して移動してしまうからです。なので躊躇しないで、シャアの目の前にいるジムを使ってクエストデモを起こします。

その勢いでアムロにもとびかかってもらいましょう。

【ボイスイベント】『アムロの成長』･･･アムロがシャアと交戦（2回目まで会話あり）

今回は2回目の会話を聞くことができず。それだけさっさと行ってしまいます。シャア。ホワイトベースほったらかしとは、どういうことだ。

恐怖のガウ部隊。脅威は空ではなく地上にあった

攻略本でも散々書かれていたように、このステージの最大の敵は、空中マップを行くガウ6機でありました。3機ずつマップの北と西へ分かれ、大きく迂回しながら本拠地方面へ進軍してくるガウ。それを迎撃すべく、ハルト隊、レイチェル隊をそれぞれ向かわせました。空中でヤツらを食い止めないと、本拠地が盛大な絨毯爆撃にあうからです。

しかし、ちょうどハルト＆レイチェル隊が鉢合わせて戦場となる空の下では、ニキ隊とウッヒ隊がそれぞれ、敵ユーコン部隊の攻撃を受ける友軍の支援に駆けつけておったのです。そんなことに気付かないまま戦闘開始。すぐさまガウはドップを展開しつつ、直下の地上マップへ容赦のない爆撃を開始します。しかも3機が一斉に！　もちろん仲間のユニットも巻き添えです。友軍のジともども、ニキ隊のハンスが乗るケンプファーは、爆撃の3連荘を受けあえばく爆散。しかも敵部隊は3ターン目くらいには、水中へ潜るルーチンらしく、仕留めることができないまま、ニキ隊はすごすごと本拠地方面に戻ることに･･･。「本拠地が爆撃されないように」というのはどの攻略本にも書いてありましたが、まさか途中でも爆撃されるとは･･･ヨミが甘すぎました。まあ、良い方に見れば無駄な経験値をケンプファーに注ぎ込んでなかったので･･･ああ、でも悔しい！

そうと分かれば、容赦なくガウを全滅させるまで

そんなわけで空中戦は、ハンスの仇とばかりに短期集中決戦です。ドップだけをいったん仕留め、地上に降下して搭載しているグフやドムを展開したら、たっぷり経験値を稼いでやろう･･･なんて思っていた私が浅はかだったのです。とにかく、こんな危険な奴らは今ここで母艦ごと落としておかないとヤバいです！　というわけで、割り切ってしまえばハルト隊、レイチェル隊にとってガウの撃墜など容易いもの。友軍のセイバーフィッシュやTINコッドの支援を受けながら、数ターンで6機のガウを撃破。30機は積まれていたMSの経験値は手に入りませんでしたが、これは仕方ない気がします。こいつらをガウから引き摺り出すには、おそらく、ガーダー全滅を覚悟の上で、自軍本拠地占領のために展開するのを待つしかなさそうなので。クエストモードでチャレンジしてみる価値はありそうですけど。

ゾック捕獲成功。ウッヒ隊は粛々と任務を遂行

ウッヒ隊は爆撃から逃れるために、潜航して移動。まずは南でマニア機体を積んだユーコンを撃破しました。回収スペースは2つしか作っていないので、一気に回収できません。しかも水中なので他の戦艦には回収不可能。ひとまず白旗は放置しておき、本拠地へ向かうマッドアングラーや残りのユーコンをスルーします。敵に占領された水中都市を奪い返しつつ、敵を追いかけるような形で本拠地方面へＵターン。そこで、ゾック搭載のユーコンを補足して撃破。

最後は本拠地そばでの迎撃が有効

マッドアングラーはマップ西の水中都市を占領した後、本拠地そばの水面に浮上してきます。こちらのほうは既に、ニキ隊、ハルト隊、レイチェル隊が友軍とともに部隊を展開して、迎撃態勢バッチリ。ミデアのセイバーフィッシュ、TINコッドには意図的に水上封鎖してもらい、浮上してきて欲しい場所に敵部隊を誘導します。

やがてマッドアングラー浮上。シャアらのMSを展開したのを見届けて集中攻撃。最後はジャン伍長が仕留めてくれました。今回はジャン、なかなかの戦果をあげています。

残るユーコンも同じように浮上してくるので展開したMSを破壊します。MSが全滅すると再びユーコンは潜航してしまいますが、ウッヒ隊が全ての白旗ユニットを回収するまで放置しておきます。何度となくその横を、えっちらおっちらピストン輸送するウッヒ隊。最後は、帰りがけの駄賃とばかりに身動きもしないユーコンを撃沈させて、作戦終了！

◆戦果報告書

部隊編成の画像が、ある程度思ったイメージに仕上がったので、こちらもそのデザインを利用してまとめてみました。敵MSの画像サイズが小さいですけど。今回はこれまでパッとしなかったジャンがドムで良い戦果をあげています。ロドリゲスも積極的に攻めて、アッザムをAceに。とはいえ、ここからは宇宙マップなので当分使えませんが。主力主力と言いながらニキ隊がなかなか戦果を出せていません。宇宙での活躍に期待しましょう。

【報酬】39,000キャピタル（敵全滅、クエストデモ発生、水中基地占領×4）

【自軍損害】ケンプファー(1) ：ハンス

【ゲスト軍損害】ジム(1)×7、TINコッド(1)×2

【捕獲機体】ズゴック(Ace)×1、アッガイ(1)×3、ゾゴック(1)×1、MSM-02(1)×3、

　　　　　　ガッシャ(1)×2、ゾック(2)×1　※( )内はユニットレベル

【志願兵持込機体】ジム(1)×4

◆入隊者所見

今回もまたクセのありそうな野郎どもばかり(笑)　ゼノンのオッサンはなんか記憶の隅に残っていますね。艦長っぽい風貌なので、やっぱ艦長かなー。能力的にはどれもこれも今ひとつなので、再び総力戦の時以外には出番はないかもしれないですね。

◆反省会

●今回ゲームスタート以来、初の撃墜を体験しました。しかも爆撃で。いやほんとにマジでエゲツないですね。空爆。まあ大損害にはならなくて済みましたが、皆様もどうかお気を付けください。常にマップの上下は要チェックです。EX-MAPを持っている奴が敵にいたときは尚更注意。

●いよいよ、これからしばらく地上を離れ、宇宙戦となります。どんな編成で行くのか、これを考えるのもまた楽しい。これまで地上用＆水中用MS主体で組んできたので、ガラリと様相が変わるはず。資金もそれなりにあるので、可能な限りの充実を図りたいと思います！