1998年8月6日に『Gジェネレーション』が発売されてから、わずか1年後の1999年8月12日に発売されたのが『Gジェネレーション-ZERO』(以下、ZERO)です。ベースのシステムやユニット画像などがそのまま流用されているせいもありますが、昨今の開発ペースから見ると恐るべき速さです。その上、Gジェネの根幹ともいえるシステムの変更もいくつか加えられました。
ステージもユニットも増えた
●新たに『センチネル』『F91』『Vガンダム』のシナリオが追加され、『第08小隊』『外伝』『 ポケ戦』は1ステージのみの登場からステージ増加。結果、ステージ数は前作から8ステージ増えて50ステージになっています。さらに一部のステージは前半戦、後半戦で別マップになるものもあり、実質的なMAP数としては80近い数になりました。
●参戦作品増加にともなって、登場ユニット数も約700に増加。プロフィールを埋めるだけでも大変なことになっていますが、バクの関係で100%に出来ないというオチがついていたりします(笑)
シチュエーションモードでキャラレンタル
●前作ではトレーニングマッチモードだけの仕様だったレンタルキャラクターが、シチュエーションモードでも(キャピタル消費で)使用可能になりました。基本はクリアしたシナリオのキャラのみで、かつステージにゲスト登場するキャラクターはダブって使えないようになっています。シナリオが用意されていないアナザー系のガンダムのキャラクター(ヒイロやガロード、ドモンなど)も、ユニットさえ用意すればレンタルが可能になっていますね。
お留守番組も活躍の場が
●戦艦ユニットには、艦長だけでなく、副長、航海士、整備士、通信士などのブリッジクルーの配置が可能になりました。それぞれに対応するパラメーターもキャラごとに設定され、キャラの個性が一段と強調されています。お留守番組になってしまうような戦闘能力の低いキャラでも活躍の場が出来るだけでなく、アストナージやトーレスなどは、TV同様のポジションを与えることでその個性が活かされるというわけです。
無双モード搭載!
●さらにテンションシステムが導入され、敵の撃破や攻撃回避などでパイロットのテンションが変動。テンションMAXになるとクリティカル率100%になったりするように。加えてボーナスステップが採用され、戦艦以外のユニットは、敵を撃破すると続けて行動が可能になりました。こういった新システムは戦術に大きく変化を与えることになりました。攻撃力を高めれば、ENがある限り何機でも倒すことができるというわけです。なんならGガンダム系のモビルファイターは、攻撃にEN消費がないため、いわゆる無双が可能だったりします。
プロフィールコンプがよりハードに
●前作では、設計しても、開発しても生産リストに登録され、プロフに反映されていましたが、今作からは開発や捕獲した時点では登録されず、育ててACEにしないといけません。その分、余計な時間がかかる仕様になっています。一生懸命画像を作った開発スタッフとしては苦労が報われるシステム変更ですが、プレイ側としては苦労が増えた感じです。ポジティブに考えれば、あらゆる機体をそれなりに運用する楽しみが増えたともいえますが(笑) またゲストの機体でもミッション中にACEに出来れば、生産リストに登録されるので、これもまた新たな戦略を考えるファクターになっています。
前作ですら、毎日のようにやり続けて3か月かかったので、ZEROではいったいどれくらい時間がかかるのか想像もつきません。とっとと、Wゼロ・カスタムを手に入れて初代Gジェネを卒業したいところですが、そちらもまたまだ先が見えないです(笑) ほとんどライフワークのつもりで気長に挑んでいくとします。
「私はジェネシスにたどり着くまで、生きのびることが出来るか!?」
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