出撃!モスク・ハン戦隊!
●これを書く前に改めてTV本編を見てきました。ステージタイトルは第41話からきていますが、シャリア・ブル健在のようなので第39話『ニュータイプ、シャリア・ブル』、第40話『エルメスのララア』の3話をまとめたようなシナリオになっているようですね。不遇のニュータイプ、シャリア・ブルについてもいろいろ触れたいのですが、そこはぐっと我慢してまたの機会に。
●ララァにまつわるアムロとシャアの確執は、CCAの時代まで引き摺っていくわけですが、正直なところ当時はこのアムロとララァの一連のやりとりが、良く分かっていませんでした。前衛芸術的な視覚効果の中で交わされる二人の会話についていけず・・・(笑) まさにシャアと同じ「ええい!戯言はやめろ!」という気分でございました。大人になって何度か見返しているうちに、ようやく、なんとなく理解してきた気がします。この辺は富野ワールドなんでしょうな。
●今回のステージでは、このやりとりがほぼほぼ全編に渡って再現されます。ボイスで。当時は、フルボイスでこれがプレステで聴けるというだけでも結構衝撃でした。初代Gジェネの中でも一番リキが入っているところかもしれません。おまけにTV映像のアムロとララァのシーンを、ガンダムとエルメスに置き換えたクエストデモまで。こだわりすぎです。これ以降のGジェネでもここまで再現したものは無かったような気がします(ポータブルではあったのかな?)。
●アムロのニュータイプとしての覚醒スピードに、ガンダムが追いつけなくなるという展開も面白いところ。前々話あたり、テキサスでの戦い辺りからの伏線があり、ソロモンにてようやく応急処置的なマグネットコーティングが施される場面は、個人的に好きです。颯爽と現れるモスク・ハン博士たちのチーム。「データを持ち帰るために、生きて帰ってこい」とド正直にアムロに言うハン博士の人物像も好き。やってみなきゃ分からんというシロモノのマグネットコーティングでしたが、結局のところ、コイツのおかげでアムロはこの後の戦いを凌いでいくことができたんですから、彼らは陰の功労者なんです!
◆マップ&初期配置
●3層の一番手前がこちらの宇宙マップ。敵本拠地とシャアのザンジバル部隊が待機。この部隊は基本、このマップから動くことはない模様。ちなみにザンジバルには、後のエゥーゴでシャアと行動を共にするアポリーとロベルトが乗艦。なんかこういうのたまりません。
●中間マップは敵軍の主力が揃っています。こいつらは順次、最奥部のマップにある自軍本拠地を目指して移動してきます。四隅にいるパゾクはコロニー爆弾を積んで、あちこちのコロニーに爆弾を仕掛けて回りやがります。設置した際に、まめにチェックしていないと見た目では設置が判断できないので要注意。
●最奥マップが自軍本拠地のあるソロモンのマップ。中間マップの敵軍は基本ここで1部隊ずつ待ち伏せ攻撃することになりそうです。
◆今回の部隊編成
●今回は4部隊出撃ということでニキ隊、ゼノン隊、レイチェル隊に加え、先だって入隊してきたルーキーの面々からなる新部隊を設置。性別不明のブランドを敢えての艦長に置き、イメージカラーは紫! ニュータイプのマーク育成を裏ミッションにします。アクの強そうな面々ばかりなので、ダイス大尉にお目付け役を。
◆ミッションレポート
作戦はいつもの1部隊ずつ誘き出しで・・・
4部隊を本拠地周辺に散開させて、中間マップから攻めてくる敵部隊の移行に備えます。ほんとうはコロニー爆弾を設置して回るパゾクを、その前に仕留めたいと思いましたが、現状の母艦の足の速さと戦力では厳しいですね。潔くコロニーは諦めることにしました。
敵は本拠地ギリギリまで中間マップを進行してから、ソロモンの上あたりで移行しようとしてくるので、その頭を押さえて1部隊ずつ処理していきます。まあ、楽勝コースだと思ってましたよ、実際。
指揮官のミスをリカバリーできる優秀な部下たちであった
しかし好事魔多し。ふとしたはずみで、まだターン終了してはいけないときにボタンを押してしまい敵ターンに・・・「ああ!まだ頭ふさいでない!」と叫んだものの後の祭り。一斉に敵部隊が移行してきて、ユニットを展開。マズい、これはマズいぞ!と真っ青になりましたが、そこは我がオリジナル部隊の面々。冷静に対処して、この危機を乗り越えてくれました!素晴らしい!
欲深きは人の業。コロンブス一隻を失う。
その後は順調に、ビグロを2機も捕獲しつつ敵主力部隊を殲滅。パゾクの卑劣なコロニー爆弾設置も指をくわえて見ていれば良かったのですが、ちょっと欲を出したばっかりに、2つのコロニーと友軍のコロンブスを一隻失うハメに・・・(泣) 一応、設置されたコロニーは都度チェックしていたはずだったのに・・・。コロンブスの諸君、申し訳ない。結局無事に占領できたのは14のコロニーのうち8つだけでした。
シャア部隊との対決は、エルメスとゲルググを残して
いよいよ最後の戦いは最前面のマップで。移行するとすぐさま、攻撃をしかけてくるので十分に体制を整えて、移行と同時に戦える状況をつくります。ブラウ・ブロと、アポリー&ロベルトのリック・ドムはクエストデモの発生条件に支障はないので、速攻落としにかかります。3人とも階級は高く優秀なので、なかなか当たりませんがこちらは物量で攻めていけます。シャリアのブラウ・ブロを落としたのは、マークのブラウ・ブロでありました。残った中央モジュールはルロイが片付けましたが。シャリア=ブル大尉の冥福を祈ります。
クエストデモは条件を満たせば簡単に始まります。そして長い!(笑) デモ開始前のボイスイベントは、セリフのたびにポチポチとボタンを押すのが面倒ですが、なかなかココロが入り込むドラマなので苦になりません。蘇るあの日の思い出・・・。デモ後、エルメスは破壊され、アムロの嗚咽と、シャアの恨みの言葉を残してミッションが終了します。
◆戦果報告書
●どうしても育てたいユニットに乗っているメンバーに集中はしてしまいますね。ムラが目立つ結果になっています。こちらの部隊の数と敵の数とのバランスも難しいですね。あえて3部隊でもいいのかもしれません。キケロガはさすがに1ステージではジオングにできず。とりあえず、2機目のGP01がAceになったので、こいつはGP02にしようかと。
【報酬】43,000キャピタル(敵全滅、クエストデモ発生、コロニー占領×8)
【自軍損害】なし
【ゲスト軍損害】ボール(1)×3
【捕獲機体】ゲルググ(3) ×1、ビグロ(1)×2 ※( )はユニットレベル
【志願兵持込機体】志願兵なし
◆反省会
●入隊者も、設計図入手もない静かなステージでございました。ララァの去った余韻が残るひととき。シャアにとってはチューまでした相手なので気持ちはわからんでもないけれど、アムロはなんなんだろうなあ。やはりニュータイプならではの交感というヤツなのか。当事者でない限り、分からない世界ですね。
●いよいよ、一年戦争の締めくくり、ア・バオア・クーの戦いに向けて、我が部隊も万全の体制を組んでいきたいと思います。
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