G-37 ダカールの灯火

戸惑う大人、屈託のない子ども

●『ダカールの灯火』なんていうタイトルの回は原作にはありませんが、第25話『ロンメルの顔』から第32話『塩の湖を越えて』あたりまでの設定を詰め込んだのが、このステージ。水中マップもあってカプールもいたりするので、第24話『南海に咲く兄妹愛』まで網羅しているということかもしれません。まあ、とにかくこの辺り、アーガマと別情動しているジュドーたちのロードムービー的な物語が続き、印象的なサブキャストが次から次へと出てきますね。

●特に印象的なのは、ロンメル隊を率いるデザート・ロンメル。実在したロンメルをモチーフにしていると思われますが、0083のノイエン=ビッター以上の強者で、8年もの間、ジオン再興を信じて準備をしてきたオヤジ。結局、砂漠での8年間は彼にとって十分な準備時間だったというよりも、技術の進歩や時代の変化に取り残された8年間だったのでしょう。そのことに死ぬ間際に気付いたオヤジに、ジュドーは屈託なく「無茶だ」と言い放ちます。これは結構キツい一言だよなあ~と思います。

●そしてトップ画像になってもらった男、オウギュスト=ギダン。アップ過ぎて誰かわからないと思いますが、どことなくマ=クベを思い出させる風貌の男。ハマーンの命によって監視していたグレミーはもちろん、ハマーンすらも越えようとしていた野心家。そんな彼が戦いの最中、ガンダムチームへ放った呪詛のようなセリフ。確かに、一年戦争やグリプス戦役を戦い抜いてきた人間たちにとって、ジュドーたちのようにホイホイとモビルスーツを操ってしまう次世代の姿は、受け入れがたいものだったに違いありません。ウォンさんもどちらかというと、そっち派でしょう。しかし大人が全員そういうわけでもなく、ブライトやアムロ、クワトロ、そしてハマーンたちのような大人も存在します。実はブライトとハマーンがニュータイプに寄せている期待は、違うもののように見えますが本質的には同じものだったりしますよね。そこを認め合えないのは大人の悲しいサガなのかもしれません。

●なにはともあれ、ZZという物語は、始まりつつある新しい時代の入り口に立たされた、大人たちの戸惑いの物語だとも言えるかもしれません。

◆マップ&初期配置

●MAP1にはグレミーとオウギュストの、アクシズ部隊。MAP2の本拠地に向けて降下してくるようなので、ブロックでタイミングをコントロールしながら各個撃破するのがよさそうです。

●主戦場になるであろうMAP2。単独ユニットのマサイを含め、とにかくごちゃ混ぜですね。プルとかキュベレイMkⅡに乗ってたりするし。本拠地直近に青の部隊がいるので、まずはこいつらの相手からになりそうです。

●水中マップはいつものごとくオマケのような感じ。水中基地を占領後、本拠地付近に浮上してくるといういつものパターンっぽいので、その心づもりで。

◆部隊編成

●イェーイ!ついにシャイニングガンダム配備! "最強"と噂のシャイニングフィンガーの威力に期待したいと思います。あわせて今回、量産型キュベレイを元祖キュベレイに、VガンダムをV2に、ガンダムXをディバイダーにそれぞれ育てたいところです。

◆ミッションレポート

青の部隊をサクサクっと!

オリジナル軍は出撃後即座に部隊を展開して、青の部隊と対峙します。番組中ではかなりの強敵だった青の部隊。ゲームでもユニットはすべてAce、パイロットも大佐だらけ(なぜかエロ=メロエだけは曹長(笑)・・・それにしてもこの名前なんとかならんのか)ですが、こちらのメンツも伊達ではないので、意外とあっさりカタが付きます。あっさりカタをつけすぎてしまい、せっかく白旗上げさせたアイザックを回収できず・・・(´・ω・`) ジュドーをカルトハに絡ませることは忘れなかったのでイベントは見ることが出来ました。

【テキストイベント】『誇りにかけて』・・・ジュドーとカルトハが交戦

ロンメル隊もサクサクっと!

青の部隊との闘いと並行して、MAP上から攻めてくるロンメル隊との戦闘も、思ったほどの苦戦は強いられず。いやー、シャイニングガンダム、マジでヤバいですね(笑) 一撃のEN消費量はデカいですが、軽く1万超えてくるダメージ。装甲も固くて安心して運用できます。ロンメル隊も、ジュドーを絡ませるのを忘れずに(ジュドー大忙し)。

【テキストイベント】『ジオンの亡霊』・・・ジュドーとロンメルが交戦

この部隊もAceだらけですが、パイロットは尉官クラス。Aceのドワッジが欲しかったので1隻だけ母艦先行で沈めて捕獲。今回は回収スペースに余裕のある友軍の戦艦がないので、アウドムラのジムⅢ部隊に生贄になっていただき、アウドムラを回収専用機に。

フタして抑えていたMAP1の部隊を各個撃破!

青の部隊とロンメル隊に対応している間、ずっとアーガマ隊で押さえておいてもらったサンドラとミンドラ。地上が落ち着いたら順次お招きして叩いていきます。ここではグレミーにガンダムチームとのイベントが用意されています。

【テキストイベント】『新指揮官グレミー』・・・ジュドーとグレミーが交戦

【テキストイベント】『グレミー呆然』・・・ルーとグレミーが交戦

イベントを見たら、あとはひたすら攻撃。なぜか登場したアマサ=ポーラも、我らが野心家オウギュストも躊躇なく落としましょう。

アナザーガンダムは水の中でも頼りになる

水中のユーコン部隊は、少し沖合で浮上してくるので少々面倒くさいですが、こちらも水中適性Bのシャイニングガンダム、ガンダムXにお任せ! カプールとザクマリナーが欲しいので1隻だけ母艦先行撃破し、アウドムラで回収です。

マサイのゲルググを倒すも、グラフィックを見るのを忘れる

MAP下半分での戦いが終わっても、敵本拠地周囲、ダカール市街に陣取るハマーンの部隊は動きを見せません。都市を占領しつつ我が隊はアーガマと一緒に北上します。MAP左手の台地で、こちらも微動だにしないマサイのゲルググにもジュドーを絡ませ、

【テキストイベント】『部族のために』・・・ジュドーとマサイが交戦

イベントを見ます。これタイトルが『部族のために』ってなってるけど、マサイは部族のためにではなくて、ジオン兵士のタグのために戦ったんですけどねえ(;'∀') ああ、マサイのゲルググのグラフィック見るの忘れた! 原作通り、シャア専用カラーだったのかな。

まだまだハマーンは本領発揮せず

いよいよハマーンとの決戦。といいながら、ハマーンはサダラーンから降りてこないので、思ったほど強敵ではありません。お付きのガルスJやズサ、ドワッジはLv3とはいうものの、やはり突撃シャイニングガンダムの前には敵ではなく、量産型キュベレイやタイタニア、ハンマ・ハンマで援護射撃を入れながら仕留めていきます。どちらかというと、ガーダーのほうが手強い。4つちも頂こうと思いましたが、面倒臭いのでサテライトキャノンで一掃(笑)

【ボイスイベント】『いざない』・・・ジュドーとハマーンが交戦

この二人のボイスイベントは結構長尺。ダカールの迎賓館でリィナが傷ついた時の会話をベースにして1分くらい続きます。

イベントを楽しんだ後は、逃げ惑うハマーンを仕留め、水中基地をしっかり占領した後で、保険で残しておいたサンドラを撃沈しミッション終了であります。


◆戦果報告

【報酬】49,000キャピタル(敵全滅×2、都市占領×5、水中基地占領×4)

【自軍損害】なし

【ゲスト軍損害】ジムⅢ(1)×4、ドダイ改×4

【捕獲機体】ディザート・ザク(Ace)×1、ザクⅡJ型(Ace)×1、ドワッジ(Ace)×1、ザクマリナー(1)×3、カプール(1)×3

【志願兵持込機体】なし


◆反省会

●まあ今回も、攻略本のおかげで順風満帆でのミッション。まあ、とにかくシャイニングガンダム最強です。EN切れが早いのは玉にきずですが、手加減が難しいくらい破壊力抜群。それに比べてVガンダムの使えないこと・・・。まあ、まだH.P.Sでの換装も上手く使いこなせていないのもあるでしょうが・・・。いずれにせよアナザーガンダム育てるのには、まだまだ時間がかかりそうです。どれだけ破壊すれば新型開発にたどり着けるのか・・・(「それがどうした研究所」ネタでシュミレートしても面白いかもしれませんなあ)。そんなデストロイな日々を過ごす私たちには、ルーに翻弄されたジュネさんのお言葉が胸に刺さります。この人、チャライけどなんだか憎めないですよね。

G の回想録

<40代オヤヂ、今一度『G-ジェネ』をプレイしてみる> 35年以上に渡ってガンダムを飯の友にしてきたオヤヂであります。とはいえ、筋金入りのガノタでもなく、ここ最近の作品は見てもおらず、にわか程度の錆びついた知識故、内容について不明・不備がございましたら遠慮なくご指摘くだされ。

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